自殺について 感想

ショーペンハウアー 岩波文庫 藤野寛訳読んでいて絶望する。生と死、時間について。p45、現在を享受することを人生の目的とすることこそ最大の叡智である。だがそれを最大の愚かさと呼ぶこともできる、というのも次の瞬間にはもはや存在しないものなど、...

眼球譚 感想

河出文庫 生田耕作訳※本記事には、ジョルジュ・バタイユ『眼球譚』の過激な性的描写や残酷な表現に関する言及が含まれます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。まず、ページをめくっていって目に入ってくる活字での淫らな描写のオンパレード、これに衝撃を受...

NHKにようこそ! 感想

これはおれが高校生の時に読んだ数少ない小説のうちの一つ。そのあとアニメも見て、時間を経て今日再読した。前読んだ時はなんとなく自分も佐藤みたいに引きこもりなりそうやなあって思ってて、今現在ほとんど似たような状況になっている。厳密には違うけど大...

罪と罰 感想

新潮文庫 工藤精一郎訳へ、へ、へ! 自薦したな!暗記してやがる。罪と罰は年末年始に本屋で上下まとめて買って、3ヶ月かけてゆっくり読んだな、50ページ読む日もあれば全く読まない日もあって。ドストエフスキーは少し前に貧しき人々を読んだことがあっ...

君主論 感想

岩波文庫 河島英昭訳町に住んで直接統治、すぐに対応できるようにする。君主直属の部下で固める、不安因子である人、血筋、町を抹消する。君主論は全体を通して冷徹で現実主義な印象を受けた。7章の最後、「およそ名のある人物にあって新たな恩恵がかつて加...

自省録 感想

岩波文庫 神谷美恵子訳研ぎ澄まされた究極の内省を見ると、理性を高めるのに今も昔も関係ない。無限の過去、深淵の未来、今という小さな場所を生きる他ない。これからもこの本とは別に体系化されたような難しい哲学書を読むだろうけれど、枕元に置いて実際に...